取り組みの概要

マテリアルリサイクルが困難な古紙や廃プラスチックを主原料に製造される固形化燃料RPFは、産業界で使用される化石燃料(石炭等)の代替燃料とすることで温暖化ガス発生の低減化に寄与する。日本RPF工業会会員各社は、統一された品質基準のもと高品位のRPFの安定供給とその拡大に努めて参ります。

気候変動対策の短中長期の目標

国際イニシアティブへの参加を通じて温暖化ガスの発生源でもある化石燃料を代替するRPFの製造拡大と利用の促進を行ないます。

再生可能エネルギー利用の推進

RPFの原料はマテリアルリサイクルの困難な古紙、廃プラスチック等を原料に石炭等の化石燃料を代替する燃料です。原料にバイオマス分を含むため炭酸ガスの発生抑制が可能です。RPFを利用する産業界の温室効果ガスの発生抑制に繋がるスキームに積極的に取り組みます。

エネルギー効率の向上

工業会では技術品質委員会の活動通じて、高品質、高効率な製造技術の勉強会を定期的に行なうことで会員企業への普及を行なっております。

気候変動に関する情報開示の推進

石炭を使用する発電設備に対し、RPFへの燃料変換を提案して行きます

市民の気候変動への理解・行動を促す取り組み

定期的に開催される環境展の参加や海外での啓蒙活動、自治体向け専門誌への記事掲載を通じてRPFが化石燃料の使用量削減と海洋プラスチック問題等の解決策の一部して貢献できることを啓蒙していきます