取り組みの概要

環境問題は文明の問題であるという認識のもとに、26年前に設立したNPO。価値観の転換、制度の変更、技術の革新の三本の柱の下、調査研究、政策提言、普及啓発、交流等の活動を行っている。特に気候変動は今世紀最大の環境問題という認識があり、会としても中心テーマに据えて様々な活動を行っている。危機的状況にあるこの問題の解決には、全てのセクターがそれぞれ得意分野を活かしつつ連携し、緊急に具体的な行動をすることが不可欠であり、NPOとして政府や企業、市民に訴えていく。

気候変動対策の短中長期の目標

政策提言型NPOとして、政府に対して、パリ協定に即した中長期目標の設定を強く働きかけている。また関係する企業に対しても意欲的な目標設定を働き掛けている。

再生可能エネルギー利用の推進

1.同様、政府に対して再生可能エネルギーの利用促進を強く働きかけている。また個別電力会社に対しても、他のNPOと連携して、原発・石炭火力反対と併せて、再生可能エネルギーの大幅導入を働きかけている。

エネルギー効率の向上

関係する企業に対して、CO2発生源調査を勧めるとともに、その削減とエネルギー効率向上のための方法について助言している。

温室効果ガス削減に関するその他の取り組み

「経営者環境力大賞事業」を通じて、主に中小企業で、率先して脱炭素化に努めている企業を表彰し、その内容を広めている。

気候変動に関する情報開示の推進

毎月発行する会報、シンポジウム等を通じて、国内外の気候変動に関する最新情報の提供を行っている。

市民の気候変動への理解・行動を促す取り組み

会報、シンポジウム、講演会、研修、出版等を通じて、広く一般市民に気候変動の重大さを訴え、解決に向けた行動を働きかけている。また他のNPOとも協働して、デモなどの行動も行っている。

このような協働を求めています

世界では若者が自分たちの未来を奪うな、と言うデモを展開している。現代社会を築いてきた私たちにも大きな責任はあり、若者だけに任せるのではなく、私たち大人も積極的に行動する必要がある。当会としても、政策提言や投書、デモなど、より積極的な行動を予定しているので、是非協働してほしい。