取り組みの概要

「必要とされる次へ。」をコーポレートスローガンに、「未来を今に近づける”ソーシャルDX”カンパニー」として、事業活動を通じ、環境問題や社会課題の解決に向けた取り組みを推進しています。

環境負荷低減のため、①2030 年までにグループでの使用電力を再エネ 100%とする、②Scope1 及び 2 の GHG 排出量を 50%削減する という2つの長期目標を掲げ、社用車のEV・HV化、事業所電力の再エネ化、その他サプライヤーへの働きかけ等に取り組んでいます。

USEN-NEXT GROUPのサステナビリティ

気候変動対策の短中長期の目標

環境負荷低減のため、以下の長期目標を掲げています。
①2030 年までにグループでの使用電力を再エネ 100%とする
②Scope1 及び 2 の GHG 排出量を 50%削減する

Scope1.2とは、TCFDが定めた事業活動において発生する温室効果ガスの排出量のカテゴリで自社での燃料の使用や、電気の使用による温室効果ガスの排出のことを言います。
脱炭素社会の構築のために、2030年までにScope1.2の排出量を50%削減すること、2025年度には22%削減することを目標としており、車両のEV・HV化や、事業所で使用する電力の再エネ化によって目標を達成する予定です。

TCFD提言に沿った情報開示資料(2022年度)

再生可能エネルギー利用の推進

・事業所電力の再エネ化
USEN-NEXT GROUPの全事業所で2021年度に使用した電力の約50%を、実質再生可能エネルギー由来となる電力に切り替えました。

・再エネ事業の展開
2021 年 12 月には、株式会社U-POWER という再エネを取り扱う事業会社を設立し、当社事業所の電力も U-POWER の再エネに順次切り替えを行っています。

USEN-NEXT GROUP全事業所使用電力の約50%を実質再生可能エネルギー由来電力へ切り替え

エネルギー効率の向上

・社用車をEV・HV車両に切替
社用車を順次EV・HV 車両に切り替えています。
サステナビリティの KPI においては、2025 年度の導入率は 40%以上、2022 年度の導入率は 15%と掲げておりましたが、2022 年度の実績は 20%となり目標を達成しました。

スコープ3を対象とした取り組み

・Scope3の各カテゴリーにおける排出量を把握
毎年、TCFD開示資料にて、Scope1~3の各カテゴリーのおける排出量を掲載し、昨年からの増減の原因分析等も行っています。

・サプライヤー向けアンケートの実施
サプライチェーン全体でサステナブルな社会を実現すべく、年次で取引先へ「USEN-NEXT GROUP サプライヤーに関する基本方針」に関してのアンケート調査を行っています。また調査するだけではなく、遵守する上での相談事項を受け付け、取り組みのサポートを行います。

気候変動に関する情報開示の推進

・「気候関連財務情報開示タスクフォース (TCFD)」提言に賛同
TCFD提言に賛同しました。TCFDの提言に基づき、気候変動が当社の事業に及ぼす「リスク」と「機会」について、TCFDが推奨する「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」の4つの視点から、積極的な情報開示を進めています。

・CDP2022の質問票に回答
スコア対象期間には間に合いませんでしたが、CDP2022の「Climate Change」に回答しました。