取り組みの概要

トーカドエナジーは経営理念「私たちは、クリーンエナジー製品で地球に優しい未来をつくります」のもと、現代社会に不可欠な二次電池パックの設計開発、製造を行い、ICT・セキュリティ・医療・産業機器・家電等さまざまな分野に製品を提供しています。当社は、地球環境に配慮した付加価値の高いエナジーソリューションにより、持続可能な社会の実現に貢献します。

【トーカドエナジーの取り組み】
■クリーンエナジー製品による脱炭素社会への貢献
・電動化による化石エネルギーの低減
・リチウムイオンによる二次電池のライフサイクル向上
■ライフラインへのレジリエンスエナジーの提供
・社会インフラ電力バックアップ(通信・交通・データセンター等UPS)
・災害時のポータブルエネルギー(移動式蓄電システム)
■事業活動に伴う環境サスティナブルの対応
・事業所における再エネ比率向上
・バリューチェーン全体でのLCA(ライフサイクルアセスメント)対応

再生可能エネルギー利用の推進

生産拠点である白石工場では、太陽光パネル(20kw)と蓄電設備(15kwh)を導入しており、発電した電力は工場で使用する電力の一部として自家消費しています。2023年7月には、屋上とカーポートに増設(約111kw)し、既存設備と併せ、約18%が再生可能エネルギーとなる見込みです。今後も再生可能エネルギー利用を推進していきます。
また、契約電力を再生エネルギー由来や低CO2排出メニューへの切替を検討しています。

エネルギー効率の向上

LED照明の使用、空調管理システムによる電力使用量の抑制や省エネ設備への切り替えなど、エネルギー効率の向上につながる設備投資を推進しています。

スコープ3を対象とした取り組み

白石工場では、近隣企業と廃棄物の共同回収を行い輸送トラックのCO2削減や、温室効果ガス削減に関する情報交換を行っています(エコフォーラム活動)。また、協力会社ともCO2排出量や廃棄物の削減へ向けて定期的に情報交換を進めています。今後、各社と協働して排出削減に取り組んでいきます。

温室効果ガス削減に関するその他の取り組み

事業活動で排出されるCO2の排出量を把握しています。社有車をハイブリット車や電気自動車への切替を進め、事業活動で使用する燃料をよりCO2排出の少ないものに切り替えています。また、白石工場では、V2H(EV・PHV車の蓄電池活用)の導入を検討しています。太陽光発電と連動させ、再生可能エネルギーの効率的な使用を推進します。

市民の気候変動への理解・行動を促す取り組み

白石工場では、近隣企業と協働して小学生を対象に環境出前教育を実施しています(エコフォーラム活動)。地球温暖化や発電体験を通して電気の大切さを伝え、気候変動への理解・行動を促しています。

適応対策およびレジリエンスの向上

当社が製造している災害時のポータブル電源「CUBOX(移動式蓄電システム)」は、発電機の余剰電力や太陽光によって充電することにより、環境に与える負荷を低減でき、非常時の事業継続に必要な電源を確保します。
また、蓄電用リチウムイオンモジュールを社会インフラ電力のパックアップとすることで、社会のレジリエンスに貢献します。

このような協働を求めています

トーカドエナジーには地球環境に優しいエネルギーを第一とし、新たなエナジーソリューションとして当社製品を提供し続けたいという強い思いがあります。当社は50年の歴史があり、電池パックの設計開発~製造~販売まで一貫して行っています。お客様の要望に応じて、産業用から民生用まで幅広く、小ロットからの生産も可能です。蓄電池の導入や二次電池パックを検討する際には、是非ご相談ください。