取り組みの概要

経営ビジョン「スマートライフをサポート 人のまわりにやすらぎと潤い」を掲げるマクセルグループでは、環境マネジメントを極めて重要な経営課題として捉えています。マクセルグループは「環境保護行動指針*1」に沿って地球温暖化の防止、資源の循環的な利用、生態系の保全の取り組みを行っています。その中で、地球温暖化防止に関しては、2030年度までにCO2排出量を2013年度比30%削減することを目標に掲げて、省エネ・創エネ活動を推進しています。
*1 環境保護行動指針

気候変動対策の短中長期の目標

2030年度までにCO2排出量を2013年度比30%削減することを目標に掲げています。省エネ・創エネ活動を推進するため、2018年度から具体策の検討を行っています。

再生可能エネルギー利用の推進

小野、福知山、小淵沢の各事業所では太陽光発電を行っており、年間約3,608MWhを発電しました。また上記1項のCO2排出量目標を達成するための具体策として、省エネに加えて太陽光発電の自家消費をメインにする方針を決めました。

エネルギー効率の向上

電力消費パターンの見える化、設備のデマンド管理による効率運転、空調・照明の更新、グリーンカーテンの設置など、節電に取り組んでいます。特に最近は省エネ設備の更新として成形機の油圧式から電動式への変更や圧縮機の台数制御など、また各事業部での照明LED化や生産の効率向上に取り組んでいます。 2016年度より省エネ法の事業者クラス分け評価制度が追加になりました。マクセル(株)とマクセル情映テック(株)は優良事業者としてSランク評価を受けました。

スコープ3を対象とした取り組み

スコープ3の各カテゴリーにおける排出量を把握しています。
カテゴリー11(販売した製品の使用時)が一番大きいので、省エネ設計を設計開発部門にお願いしています。

温室効果ガス削減に関するその他の取り組み

小淵沢事業所ではボイラ―燃料として重油を使用していました。CO2排出量削減のため、都市ガスへの燃料転換を2019年3月に実施した。またボイラー燃料のガス化と合わせCGSを導入することによる更なる省エネの推進を行いました。

森林・土地利用・農業等の自然環境を対象とした取り組み

京都府大山崎町が森林整備と地下水資源保全を目的として展開する「地下水利用対策協議会」の活動である竹林の整備(放置竹林を整備して広葉樹林に導き、地下水の涵養機能を高める)に参加しています。

気候変動に関する情報開示の推進

統合報告書にて情報開示しています。