取り組みの概要

E・Jグループは、「地球環境にやさしい優れた技術と判断力で、真に豊かな社会創りに貢献」を使命として掲げ、総合建設コンサルタントグループとして、「価値ある環境を未来に」つなげていくことを目指しています。
建設コンサルタント業は、元来、社会の発展を支え、より豊かで安全・安心な生活環境をつくりだす役割を担っています。デジタル革命や環境対応に向けた社会変化が加速する中、E・Jグループは、社会課題の解決にとどまらず価値創造型のソリューションを提供し、安心・夢のあるサステナブルな社会の実現に貢献していきます。

気候変動対策の短中長期の目標

当社は、気候変動を含む環境課題への対応を重要な経営課題の一つと認識し、長期ビジョンの基本方針のひとつに「環境負荷軽減対応の強化」を掲げ、第5次中期経営計画の初年度である2021年5月期より、パリ協定の「1.5℃目標」達成に向けた取り組みに着手したところです。
今年度以降、下記に示すTCFD提言に沿った情報開示を継続するとともに、その精度を高め、CO2削減への取り組みを強化してまいります。

再生可能エネルギー利用の推進

・2030年までに事業所の契約電力の100%を再生可能エネルギー契約とすることを目指しています。

エネルギー効率の向上

・事業所の照明のLED化に取り組んでいます。

スコープ3を対象とした取り組み

・社員の移動(カテゴリー6)に係るCO2排出量の削減、主要なサプライヤーに対するエンゲージメント目標の設定に取り組んでいます。

温室効果ガス削減に関するその他の取り組み

・2030年までに、保有車両の100%をHV化、EV化することを目指しています。
・SBTiに対して2022年6月にコミットメントレターを提出し、今後2年以内に温室効果ガスの削減目標の認定取得を目指しています。
・また、毎年の温室効果ガスの排出量を把握し、これを開示することとしています。

気候変動に関する情報開示の推進

・TCFD提言への賛同を表明するとともに、この枠組みに沿った情報開示をしています。
・CO2排出量については、毎年の状況を継続的に開示する予定です。
・2022年よりCDPの質問票に回答しており、評価向上を図ってまいります。