取り組みの概要

弊社は平成9年9月の創業以来、一貫して自然エネルギー機器の開発・販売・施工の専門店として、各種自然エネルギー機材の販売施工を行っております。「ライフスタイルはローテクがいい、でも使う技術はハイテクで。」の思いの下、自然エネルギー機材の販売に留まらず、広く自然エネルギーに関連した活動を展開しており、「自然」「人」「社会」の調和を考え、平和を願いながら競争ではなく共存の時代を見据えた循環型社会つくりに取り組んでいます。

気候変動対策の短中長期の目標

脱炭素社会の実現に向けて、まずは身近な領域である自社社屋にバイオマスボイラを導入し、暖房・給湯における脱化石燃料100%を達成しております。また、夜間照明は現在、太陽光独立電源で約50%を賄っておりますが、5年後まで100%にすることを目標にしております。

再生可能エネルギー利用の推進

本業としての自然エネルギー機材の施工販売に留まらず、自社社屋においても積極的に自然エネルギーを活用しています。社屋建設の際に使用した電力はすべて太陽光100%で賄い、太陽光独立電源システムから電源を供給する雨水を利用した屋上緑化への散水、バイオマスボイラーを使ったマイクロ熱供給、連系用太陽電池システムの導入等、自然エネルギーを活用した社屋になっております。

 

エネルギー効率の向上

業務としては事業所・工場の省エネ診断も受け付けており、地元企業のエネルギー効率の向上に貢献いたしております。また、自社社屋においてもHEMSで電気の見える化、省エネ家電の導入、北側のガラス窓をペアガラスを2重に設置することでエネルギーのロスを削減する等、自社におけるエネルギー効率の向上にも取り組んでおります。

温室効果ガス削減に関するその他の取り組み

社屋の屋根面において、古畳を使用した屋上緑化を実施し、温室効果ガスの吸収・浄化に取り組んでいます。また、地元の天童市地球温暖化防止協議会とともに活動を行っており、キャンドルナイトイベントの開催等を通して、一般の方々に温室効果ガス削減について考える機会を提供しています。

森林・土地利用・農業等の自然環境を対象とした取り組み

地元自治体と共同でバイオマス地域熱供給に取り組んでいます。環境に優しい小規模分散型の木質バイオマスエネルギー供給システムを備えた循環型環境社会の創出、及び木質バイオマス燃料は地元・山形産を使用し、エネルギーの地産地消を図ることで地元林業の活性化にも貢献しています。今後は地元でのバイオマス地域熱供給の経験を、全国で共有できるよう各地で普及に取り組んでいく予定です。

気候変動に関する情報開示の推進

WEBやSNSで積極的に自社の取り組みを公開している他、平成28年には山形県環境学習支援団体に認定されており、常時見学者を受け入れています。

市民の気候変動への理解・行動を促す取り組み

定期的に行われる環境イベントや住宅フェアへの出展、地元の商工会議所主催のまちゼミ、弊社独自で運営するソーラーワールドクラブの開催などを通じて、老若男女問わず多くの方々に地球温暖化問題について考え、再生可能エネルギーの必要性を知ってもらう機会を積極的に設けています。また、2018年10月からは環境図書を中心に約1,000冊の蔵書を備えた、どなたにもご利用いただけるまちライブラリーを開館しています。

適応対策およびレジリエンスの向上

屋上緑化の散水用に雨水タンクを設置し、雨水利用に取り組んでいます。また、不定期で社内給食を実施し地産地消にも取り組んでおり、地域の自立に向けた取り組みも行っています。

このような協働を求めています

自然エネルギー機材の更なる普及に向けて共に取り組みましょう。