取り組みの概要
本県では、「滋賀県低炭素社会づくりの推進に関する条例」に基づき策定しました「滋賀県低炭素社会づくり推進計画」に基づき、今世紀後半に温室効果ガスの人為的排出と吸収の均衡が達成された社会(脱炭素社会)を目指し、2030年度の「低炭素社会の実現」に向けて、各種の気候変動対策に取り組んでいます。
気候変動対策の短中長期の目標
①温室効果ガス削減目標:2030年度において、2013年度比23%減の水準を目指す。(2016年度末8.7%減)
②再生可能エネルギー導入目標:2030年度に154.1万kw (2017年度末67.3万kw)
再生可能エネルギー利用の推進
○本県においては、平成28年3月に「しがエネルギービジョン」を策定し、「原発に依存しない新しいエネルギー社会の実現に向けて」という基本理念のもと、下記4つの基本方針に基づき取組を進めています。
①エネルギーを『減らす』・・・省エネルギー・節電の推進
②エネルギーを『創る』・・・・再生可能エネルギーの導入促進
③エネルギーを『賢く使う』・・エネルギーの効率的な活用の推進
④3つの取組みを『支える』・・・エネルギー関連産業の振興、技術開発の促進
エネルギー効率の向上
○本県においては、平成28年3月に「しがエネルギービジョン」を策定し、「原発に依存しない新しいエネルギー社会の実現に向けて」という基本理念のもと、下記4つの基本方針に基づき取組を進めています。
①エネルギーを『減らす』・・・省エネルギー・節電の推進
②エネルギーを『創る』・・・・再生可能エネルギーの導入促進
③エネルギーを『賢く使う』・・エネルギーの効率的な活用の推進
④3つの取組みを『支える』・・・エネルギー関連産業の振興、技術開発の促進
温室効果ガス削減に関するその他の取り組み
①家庭部門
・滋賀県地球温暖化防止活動推進センターと協力しながら、出前講座、うちエコ診断、夏休み自由研究講座等で普及啓発実施。 等
②運輸部門
・次世代自動車普及促進のため関西広域連合と連携した普及啓発(エコカー検定、FCV啓発冊子作成等)。 等
③産業・業務部門
・県条例に基づく事業者行動計画書制度により事業者の省エネを促進。
・他者の温室効果ガスの排出削減に貢献する活動を定量的に評価する「貢献量評価」により、貢献量の大きな製品等を「しが発低炭素ブランド」として認定し、県内外へ情報発信。 等
森林・土地利用・農業等の自然環境を対象とした取り組み
○森林や農業等で下記のような取組を進めています。
・森林のもつ多面的機能が発揮できる森林整備
・滋賀県森林CO2吸収量認証制度の実施
・カーボンオフセットの取組支援
・県産木材を利用した公共建築物の整備
・県産家畜飼料の利用拡大
・県産農畜水産物の地産地消の促進
・土壌への炭素貯留方法の検討 等
市民の気候変動への理解・行動を促す取り組み
○次のような取組を実施しています。
・滋賀県地球温暖化防止活動推進センターと協力しながら、出前講座、うちエコ診断、夏休み自由研究講座等で普及啓発実施。
・電力消費の増加する夏季に普及啓発イベント開催。
・スマート・エコハウス普及促進事業補助金など、家庭部門および事業所部門への支援による創・蓄・省エネルギーの取組の推進。
適応対策およびレジリエンスの向上
○2019年1月に法に基づく「滋賀県気候変動適応センター」立ち上げました。
○気候の将来予測や気候変動影響に関する情報集や分析を進め、関連する試験研究の実施や適応策の検討に繋げていきます。
○現在の取組み
・夏の暑さに強い新しい米品種「みずかがみ」の開発
・流域治水の基本情報「地先の安全度マップ」の公表
・琵琶湖溶存酸素濃度・プランクトンの監視 等