取り組みの概要
松田産業グループでは、環境面のマテリアリティとして「環境負荷低減と事業成長の両立」を掲げ、GHG排出量の削減をはじめとした環境負荷の低減と事業成長の両立を目指しています。
特に、貴金属関連事業では消費するエネルギーが多く、設備の電化、再生可能エネルギーの導入、モーダルシフト、生産プロセスの改善など積極的な投資と技術開発を進めています。
https://www.matsuda-sangyo.co.jp/ja/sustainability/oursustainability/materiality.html
気候変動対策の短中長期の目標
松田産業グループでは、以下の削減目標を設定し実現に向けて取り組んでいます。
Scope1+2: 2020年度比で、2030年度42%削減※
Scope3: 2020年度比で、2030年度25%削減※
Scope1+2: 2050年度 カーボンニュートラル
※2023年12月SBT認証取得済
https://www.matsuda-sangyo.co.jp/ja/sustainability/environment.html
再生可能エネルギー利用の推進
2023年度より、生産部門にて購入している電力を100%再生可能エネルギーへ切り替え、購入を継続しています。
また、自社の工場を中心に、太陽光発電設備の導入を進めています。
エネルギー効率の向上
ZEB建築の導入、モーダルシフトなど、エネルギー効率の向上に取り組んでいます。
スコープ3を対象とした取り組み
お取引先様へ松田産業グループ行動規範をご確認いただき、共に脱炭素へ取り組むための働きかけを行っています。
また、お客様のScope3削減に貢献するため、リサイクルした貴金属のCFP(Carbon footprint of products)を算定しています。CFPの値は、2025年に第三者検証を完了しました。
森林・土地利用・農業等の自然環境を対象とした取り組み
グリーンカーボン(森林・農業でのCO2吸収)、ブルーカーボン(海洋でのCO2吸収)への貢献を目指して技術検討を進めています。
気候変動に関する情報開示の推進
・CDP気候変動プログラムに、2022年度より毎年回答を行っています。
・2022年10月にTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)に賛同し、TCFDフレームワークに基づく情報開示を進めています。
・毎年、統合報告書にて、脱炭素の取り組みについて開示を行っています。