取り組みの概要

弊社は、環境配慮型プリントの、カーボンゼロプリント(CARBON ZERO PRINT)、印刷物のCO2排出量の算定サービス、カーボンニュートラルプリント(CARBON NEUTRAL PRINT)により、印刷を通してカーボンニュートラルな社会の実現に貢献いたします。

気候変動対策の短中長期の目標

・再エネ100宣言RE Actionに参加
2023年4月までに全事業所の電力を100%再生可能エネルギーに変更することを目標に活動を開始したが、脱炭素社会の早期実現に向けその活動を加速させ、2022年4月にはその目標を達成。
・SBI認定を取得
Scope1.2のGHG排出量を2020年度基準から2030年度までに42%削減する。
・Scope1のCO2排出量ゼロ化
2030年までに社用車を全てEVカー化する。

再生可能エネルギー利用の推進

・印刷工場は、再エネ電力100%で稼働中。東京、大阪、名古屋の事業所は再エネクレジットにてCO2排出量をオフセット。
・2022年10月に工場の自社発電比率アップのため、太陽光パネルを増設予定。

エネルギー効率の向上

・印刷工場ではEMSを設置し、電力の使用状況の把握と最適化を実施。
・CTP工程は無処理版を採用することで現像工程を無くし使用電力を削減。
・屋内照明は印刷物の正確な色を判断でき省エネタイプのT5管蛍光灯を採用。
・空調機に、温湿度を一定に保ちつつ使用電力を削減できる間欠運転システムを導入。
・コンプレッサーを使用しない一流体加湿器の導入し、加湿器の使用電力を80%削減。

スコープ3を対象とした取り組み

・Scope3全てのカテゴリーにおける全社のCO2排出量を算定しCO2排出量の見える化に取り組む。2022年度より明細ごとに削減目標を設定し削減対策を実行。
・使用材料のリサイクルの推進およびカーボンオフセット商材の積極的な導入。

温室効果ガス削減に関するその他の取り組み

・CO2排出量管理システムを導入し、Scope1.2.3におけるカテゴリーごとの排出量を事業所別に管理し、排出量の把握と削減に努めている。
・個別印刷物のCO2排出量を算定できる仕組みを作り、顧客と共にCO2を削減できるカーボンニュートラルプリントを提供。

森林・土地利用・農業等の自然環境を対象とした取り組み

・森林クレジットによるカーボンオフセットに取り組んでいる。
・FSC認証紙の使用を推進している。

気候変動に関する情報開示の推進

環境報告書(2022年からはサステナビリティレポート)を発行し、気候変動対策について情報開示している。

適応対策およびレジリエンスの向上

・刷版工程を完全無処理化にすることで現像工程における薬品、廃液、水のゼロ化。
・湿し水冷却循環導入による水の使用量の半減。
・太陽光パネル増設による自社発電比率の増加。