取り組みの概要

 鹿児島市は、九州南端の薩摩半島に位置し、市街地は西側の丘陵・山地と東側の錦江湾、桜島の豊かな自然環境に囲まれ、雄大な眺望、自然環境に恵まれています。
この豊かな自然や都市環境を守り、次の世代へ引き継ぐために、2000(平成12)年度に「環境基本計画」を策定(現在は2012(平成23年)度策定「第二次環境基計画」)し、2003(平成15)年度に「環境基本条例」及び「環境保全条例」を制定して、環境の保全及び創造に関する施策を計画的に推進してきました。
2000年度には、市役所の事務・事業による環境負荷を低減するための「環境配慮率先行動計画」や公用車及び市営バスを対象とした「低公害車導入計画」を、温暖化防止に関する具体的行動プランとして、2006(平成18)年度に「地球温暖化対策地域推進計画」を策定しました。現在は、2012(平成23年)度に策定した「地球温暖化対策アクションプラン」に基づき、様々な取組を進めています。
また、本市ならではの取組として、ヒートアイランド現象の緩和や都市景観の向上を図るため、市電(路面電車)の軌道敷に芝生などの緑化を行っているほか、環境学習の拠点施設として整備した「かごしま環境未来館」において、各種講座やイベントの開催などを積極的に行っています。

気候変動対策の短中長期の目標

鹿児島市地球温暖化対策アクションプラン(2011年度策定)において、次のとおりとしています。

2021(令和3)年度の温室効果ガス総排出量削減目標 2013(平成25)年度比 マイナス12%

再生可能エネルギー利用の推進

再生可能エネルギー導入促進行動計画(2015年度策定)に基づき、太陽光発電設備への補助やバイオガス施設の整備などを進めています。

エネルギー効率の向上

庁舎等へのLED照明の導入などを通じて、エネルギー効率の向上に取組みます。

温室効果ガス削減に関するその他の取り組み

鹿児島市の温室効果ガス排出量のうち運輸部門が約4割を占めていることから、市内中心部に設置された複数のサイクルポートで、どこでも自転車の貸出・返却ができるコミュニティサイクル「かごりん」を運営するほか、走行中にCO2を排出せず、環境負荷の低減に寄与する電気自動車や燃料電池自動車へ助成を行うとともに、公用車等への環境対応車を導入しています。

市民の気候変動への理解・行動を促す取り組み

持続可能で環境負荷の少ないまちづくりを進めるため、環境教育・環境学習の充実や環境情報の提供などにより、環境に配慮したライフスタイル及びビジネススタイルへの転換を促し、特に家庭や事業者における温室効果ガスの排出削減を図ります。また、地球温暖化対策に取り組む市民や事業者等が、その効果を実感できるよう、環境施策の「見える化」を進めます。

適応対策およびレジリエンスの向上

2022(令和4)年3月に、鹿児島市環境基本計画及び地域温暖化対策アクションプランの改訂を予定しており、適応対策も含めて検討します。

金融を通じた取り組み

中小企業者に対する事業資金の融資制度において、「環境配慮促進資金」をメニューの1つとしており、信用保証料の一部を鹿児島市が補助します。