取り組みの概要

ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社は、「再生可能エネルギーで世界を変える」をミッションに、「再生可能エネルギーの開発を通じ、幸福で持続可能な社会創りをリードする」をビジョンに掲げ、地域の皆様にご理解いただきながら、電源開発から発電所運営まで一貫して長期に担い、社会に貢献していくことを目指しています。
全国および台湾で50を超える太陽光・陸上風力・木質バイオマス発電所の運営または建設を行っており、洋上風力・小水力を含めてさらなる発電所開発を進めています。また、再生可能エネルギーの小売・トレーディングにも取り組んでいます。

気候変動対策の短中長期の目標

再生可能エネルギーによる発電の供給について、中長期的目標を設定して、開発・運営を行っています。

再生可能エネルギー利用の推進

自社による努力のみならず、社会全体で再生可能エネルギーの普及が拡大するよう、再生可能エネルギーの開発から活用に関し、政府関係者などと意見交換し、政策提言を行っています。さらに、洋上風力発電の普及を目指し政府によって設立された「洋上風力の産業競争力強化に向けた官民協議会」のメンバーとしても活動しています。
また、社会全体での風力発電の普及のために、一般社団法人日本風力発電協会において主導的役割を果たしています。
事業において、発電効率を高めること、開発や運営のコストを下げることなどに積極的に取り組み、さらに、大学と共同研究を行うことなどを通して、その取組やデータを社会に広く活用してもらうことにも注力しています。

森林・土地利用・農業等の自然環境を対象とした取り組み

木質バイオマス発電では、国内近隣で回収した建設リサイクル材や森林の間伐材のみを原料とし、森林資源の循環活用、山林の整備に寄与しています。

気候変動に関する情報開示の推進

再生可能エネルギーの発電量の実績、CO2排出削減効果、環境保全への取り組みなどをウェブサイトにて公開しています。

市民の気候変動への理解・行動を促す取り組み

再生エネルギーの発電所の見学会、ワークショップ、出前授業など、広く市民や子どもたちに対し、エネルギーや気候変動への理解を深めてもらう取組を行っています。

金融を通じた取り組み

それぞれの発電所のプロジェクトごとに資金調達を行うため、金融機関に対し、再生可能エネルギーの発電所の開発や運営のやり方、発電量やCO2排出削減効果、当社全般について、ESGの観点からも審査し、投資する機会を提供しています。