11月20日、UNFCCC(国連気候変動枠組条約)が「Yearbook of Global Climate Action 2018」を公表し、その中で2018年に新たに設立された非国家アクターの連合体として、JCIが紹介されました。
「Yearbook of Global Climate Action」とは、UNFCCCがCOP23で初めて発表した報告書で、その年に世界各国で取り組まれた非国家アクターによる気候行動(Climate Action)をまとめたものです。COP22で創設された「マラケシュ・パートナーシップ」のもと、国家政府と非国家アクターの協働を促進するための活動の一つとして発行されています。
文中でJCIは、各国で活動する非国家アクターによる連合体の国際ネットワーク“Alliances for Climate Action”(以下「ACA」)に参加する連合体の一つとして紹介されています。
また、気候変動対策を真に効果的なものとしていくためには、国家政府と非国家アクターが一体的に取り組み、JCIなどの各国非国家アクターによる連合体を拡大していくことが必要であり、そうすることで、非国家アクターと国家政府とのより強固な情報交換を促進することにつながるのだと述べられています。
なお、12月6日には、ポーランド・カトヴィツェで開催中のCOP24において、UNFCCCがこの報告書に関連するイベントを開催予定です。
JCIの取り組みが、日本はもちろん、世界の機運を高める呼びかけとなるよう、引き続き積極的な活動を進めていきます。
Yearbook of Global Climate Action 2018
↑JCIについては、27ページと35ページに記述があります。