国連キャンペーンRace To Zero(ゼロへのレース)が、2024年の進捗報告書を発表しました。

報告書はこちら(Race to Zeroウェブサイトに遷移します)

Race To Zeroは、世界中の企業や自治体、投資家、大学などの非政府アクターに、2030年までに温室効果ガス排出量を半減し、遅くとも2050年までにネットゼロを達成するため、その達成に向けた行動をすぐに起こすことを呼びかける国際キャンペーンです。2020年6月に立ち上がったRace to Zeroは、2024年にそのメンバー数は15,700以上に成長しました。

気候変動イニシアティブ(JCI)は、2020年からRace To Zeroの公式パートナーとして、日本の非政府アクターのRace to Zero参加を推進しています。

本報告書では、JCIが2024年に公表した1.5度目標と整合する野心的な2035年目標を日本政府に求めるメッセージが、非政府アクターによる政策アドボカシーの事例として紹介されました。

JCIは今後も、日本からのRace to Zero参加を支援するとともに、非政府アクターの脱炭素に向けた協働的な取り組みを進めていきます。

参考:JCIウェブサイトRace To Zeroページ