
6月23日、すかいらーくホールディングス本社を訪問し、再生可能エネルギー調達やサプライチェーンを含む脱炭素の取り組みについて意見交換を行いました。
同社は外食業界における再エネ導入の先進企業の一つであり、オフサイト型コーポレートPPAを中心に全国の店舗への再エネ導入を進めています。2024年に1工場3店舗からスタートし、全国各地で導入を拡大。今では、オンサイト・オフサイトを合わせると約1,100店舗に達しています。再エネ導入は当初、コスト面でのメリットを中心に社内理解を得ながら進められましたが、現在では脱炭素への貢献に加え、外部評価の向上や投資家との対話強化など、企業価値向上にもつながっているとのことでした。
店舗における省エネについては、電気・ガス使用量の目標管理や好事例の共有などを通じて、現場レベルでの継続的な改善を推進しています。これは結果的に店舗のコスト削減や目標達成による従業員評価の向上につながります。さらに、CO₂削減目標の達成状況を役員報酬と連動させる仕組みを導入するなど、経営層のコミットメント強化にも取り組んでいます。
サプライチェーン領域では、CDPサプライヤー・エンゲージメント・リーダーに2024年から2年連続で選定されるなど、取引先との対話を重ねながらスコープ3排出量削減を推進しています。一方で、サプライヤーの変革を促すためには継続的かつ地道なエンゲージメントが不可欠であるとのお話がありました。
今回の訪問では、再エネ導入や脱炭素の取り組みが、排出削減だけでなく外部評価の向上や社内での意思決定の後押しにもつながっていることが印象的でした。
【参考リンク】
すかいらーくホールディングス 脱炭素