気候変動イニシアティブ（JCI）は、新たにJCIに参加するメンバーに求める参加要件を改定しました。
2021年7月に参加要件を改定してから、気候変動を取り巻く状況は大きく変化し、非政府アクターに求められる行動は、1.5℃目標に整合することがより厳しく求められるようになっています。これを踏まえ、JCIは、参加要件を現状に合わせて改定し、脱炭素をめざす世界の最前線に日本から参加することを宣言した非政府アクターのネットワークとして、さらなるステップアップを目指していきます。
新たな要件は本日以降に受け付ける参加申し込みに適用されます。なお、既参加団体においては、当⾯の間（1年程度を想定）を新しい要件の移⾏期間とし、気候変動アクションのさらなるレベルアップを図っていただくため、事務局による適合状況の確認やフォローアップをしていきます。
引き続き、意欲的な目標とアクションに取り組む、多くの非政府アクターのみなさまからのご参加をお待ちしております。
参加をご希望の団体は、宣言に賛同するととともに、下記アクションのいずれかに該当することをご確認の上、参加申し込みフォームからお申込みください。
■宣言はこちら（JCIトップページ）
■参加に必要なアクション（以下のいずれかに該当すること） PDF
➀RE100または再エネ100宣言RE Actionに参加している。
②SBTi (Science Based Targets initiative) からSBT認定取得済み、もしくは2年以内のSBT設定を表明している。
③Race To Zeroキャンペーンに参加している（公式パートナーのいずれかに参加）。
④直近年のCDP気候変動またはCDPシティのスコアにおいてAリストに認められている。
⑤自らの組織の目標として、2030年までに、「スコープ1及び２のGHG又はCO2排出量を46%以上削減（2013年比）」（異なる基準年でこれに匹敵する場合を含む）、または、「自らの利用電力の40%以上を再生可能エネルギーに切り替え」を目標に定め、公開している（いずれもすでに達成している場合を含む）。
⑥JCI宣言に記載する国全体としての「2050年までのGHG実質排出ゼロ」、「2030年までのGHG半減へのチャレンジ」、「2030年再生可能エネルギー電力を40～50%」など、1.5度目標の実現にむけて取組むことが、団体の方針や活動として、公表されている。
＊上記にかかわらず、その団体の参加が、気候変動対策に先駆的に取り組むネットワークとしてのJCIの評価を損なうと判断される場合には、参加をお断りする場合があります。
