気候変動イニシアティブ(JCI)は、2018年7月6日の設立からまもなく3年を迎えようとしています。JCI設立以降、気候変動を取り巻く国内外の状況はめまぐるしく変化しました。2050年までに脱炭素化を実現し、気温上昇を1.5℃に抑える目標を持つことが世界のスタンダードとなり、日本もまた、温室効果ガス排出量を2030年までに46%削減し、更に50%削減にチャレンジすること、2050年カーボンニュートラルをめざすことを宣言しました。

この度JCIは、これらの動向を踏まえ、脱炭素化に積極的に取り組む非政府アクターのネットワークとしてさらにステップアップしていくため、設立時に定めた宣言の内容を改訂することといたしました。また、新たにJCIに参加するメンバーに求める参加要件も改訂しました。なお、既参加団体については、当面の間(今後2年程度を想定)、この要件を適用しません。

新たな宣言に賛同し、意欲的な目標とアクションに取り組む、多くの非政府アクターのみなさまからのご参加をお待ちしております!

詳細は、下記をご覧ください。

宣言はこちら(JCIトップページ)

■参加に必要なアクション(以下のいずれかに該当すること) PDF

➀ 次のいずれかを満たすこと:RE100のメンバー/SBT (Science Based Targets) 認定取得済もしくは2年以内のSBT設定を表明済/Race To Zeroキャンペーンに参加済
② CDPのAリストに認められていること。
③ Net Zero Asset Managers Initiative (NZAM)またはNet Zero Asset Owner Allianceに参加していること。
④ TCFDへの賛同を表明し、TCFDが公開する賛同団体リストに団体名が掲載されていること。
⑤ 自らの組織の目標として、2030年までに、「スコープ1及び2のGHG又はCO2排出46%以上の削減(2013年比)」(異なる基準年でこれに匹敵する場合を含む)、または、「自らの利用電力の40%以上を再生可能エネルギーに切り替え」を目標に定め、公開していること。
⑥ JCI宣言に記載する国全体としての2050年までのGHG実質排出ゼロ、2030年までのGHG半減へのチャレンジ、2030年再生可能エネルギー電力を40~50%のいずれかの実現にむけて取組むことを、団体の方針として定め、公表していること。

*上記にかかわらず、その団体の参加が、気候変動対策に先駆的に取り組むネットワークとしてのJCIの評価を損なうと判断される場合には、参加をお断りする場合があります。

JCI参加申し込みフォーム