気候変動イニシアティブ(JCI)は、4月12日に、303団体が賛同したJCIメッセージ「再生可能エネルギーとカーボンプライシングで二つの危機を打開する」の公表にともない、札幌市内で記者会見を開催しました。

札幌市では、4月15日、16日にかけて、G7札幌 気候・エネルギー・環境大臣会合が開催され、G7各国が気候危機とエネルギー危機にどのように立ち向かうのか、その戦略の大枠が決まることが見込まれています。

記者会見では、このJCIメッセージに賛同した一般社団法人 エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議 代表理事 鈴木 悌介氏、特定非営利活動法人 北海道グリーンファンド 理事長 鈴木 亨氏から、それぞれの取り組み紹介とともに政府に向けた期待などをお伝えいただきました。また、末吉竹二郎、加藤茂夫 JCI両共同代表および事務局団体から、G7会合が始まるこの機をとらえてJCIメッセ―ジを公表した意義や政府への期待を伝えました。
さらに、今回のメッセージに賛同したJCIメンバーから届いた個別のビデオメッセージやコメントも合わせて紹介。303の賛同団体の思いや期待を凝縮した記者会見となりました。

JCIは、5月に開催されるG7広島サミットの成果が、JCIメッセージが日本政府に求めた「再生可能エネルギーとカーボンプライシングで二つの危機を打開する」気候変動対策につながるものとなるよう、このメッセージを日本だけでなく、広く世界に向け発信していきます。

■記者会見概要
[日時]2023年4月12日(水)14:00~15:15
[主催]気候変動イニシアティブ(JCI)
[開催形式]ハイブリッド(日英同時通訳付き)
[会場]札幌市民交流プラザ「SCARTSコート」(札幌市中央区北1条西1丁目)
[登壇者(登壇順、敬称略)]
加藤 茂夫 JCI共同代表
鈴木 悌介 一般社団法人 エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議 代表理事
鈴木 亨 特定非営利活動法人 北海道グリーンファンド 理事長
松川 恵美 CDP Worldwide-Japan シニアマネージャー
山岸 尚之 WWFジャパン 自然保護室長(気候・エネルギー、海洋水産、金融、生物多様性)
ほかJCIメンバー団体からの個別メッセージ紹介
末吉 竹二郎 JCI共同代表

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【303団体が賛同】JCIメッセージ:再生可能エネルギーとカーボンプライシングで二つの危機を打開する