気候変動イニシアティブ(JCI)は、2018年10月12日に開催した「気候変動アクション日本サミット」の大会メッセージとして、「気候変動アクション日本サミット宣言」(下部リンク参照)を発表しました。

これは、12月に開催されるCOP24(国連気候変動枠組条約第24回締約国会議)を前に、気候変動対策の推進に向けた力強いメッセージを日本の企業、自治体、消費者団体、市民社会など、政府以外の多様な主体、いわゆる非国家アクターから発信するため、発表したものです。

COP24では、パリ協定実施に向けたルールブック完成に向けた議論が行われます。また、排出削減目標の強化に向けた「タラノア対話」が開催されます。今回の宣言文は、COP24が募集している「タラノア対話」へのインプット(排出削減の取り組みに関する情報の共有)として提出します。

   宣言に署名したトップリーダー

「気候変動アクション日本サミット」には、気候変動対策に積極的に取り組む企業、自治体、消費者団体などから、総勢29名のスピーカー・パネリストが登壇し、約700名もの参加者に向けて、先進的な取り組みを紹介し、登壇者間の活発な意見交換が行われました。また、宣言には158団体にご賛同頂き、トップリーダーズセッションに登壇した、門川大作氏(京都市長)、小池百合子氏(東京都知事)、平井一夫氏(ソニー株式会社 取締役 会長)、山下良則氏(株式会社リコー 代表取締役 社長執行役員・CEO)が、賛同団体を代表して署名しました。

 

このように、企業や自治体のトップを含む多くの非国家アクターからの賛同は、日本社会における脱炭素化への機運が高まっていることを確信させます。

賛同団体名をバックに

 

JCIは、さらなる参加団体を募るとともに、設立宣言および新たに発表した宣言に基づき、参加団体間での協働を進め、世界の気候変動対策の最前線に立った取組みを進めていきます。

 登壇者集合!

 

↓宣言文および賛同団体一覧はこちら↓

気候変動アクション日本サミット宣言