取り組みの概要

当社は長年にわたって鉄工所として営業し、また環境保護機器を自社製品として取り扱ってきた。
近年、会社の永続性を見据え、創業100周年を機会に再生可能エネルギーを事業として組み込んだ。
今後も当社自身のサステイナビリティとして脱炭素化社会の一員として気候変動対策を意識したビジネスポートフォリオによる企業活動を推進する。

気候変動対策の短中長期の目標

気候変動対策を取り込んだ経営活動を始めてからまだ時間もたっていないため、未だ具体的な目標設定には至っていない。社会の要求事項も考慮し、現在すでに取り組んでいる活動も含めて当社として包括的な目標を設定する。

再生可能エネルギー利用の推進

当社100周年を機会にPV事業を立ち上げた。さらなる再生可能エネルギー関連ビジネスを当社のポートフォリオに取り込むとともに、自社で使用するエネルギーについても再生可能エネルギーへの転換を図る。

エネルギー効率の向上

補助金の活用も含め、これまでにもオフィス、生産現場の省エネ、エネルギー効率改善に取り組んできた。今後、新工場への移転を機に生産部門のエネルギー効率改善を推進していく。

スコープ3を対象とした取り組み

製造現場において手配・発注をフレキシブルに行うことにより、原材料、副資材の廃棄削減など効率化を図ってきた。今後供給者との協業により、さらなる効果を生む様活動を進める。

温室効果ガス削減に関するその他の取り組み

ISO14001に基づく活動として排出物の管理・低減に取り組んできた。今後さらに製造工程中のエアロゾル製品の使用低減など温室効果ガス削減活動を推進する。

森林・土地利用・農業等の自然環境を対象とした取り組み

PV事業への取り組みにおいても自然環境に配慮したものとし、森林にダメージを与えないものとなるよう、環境に配慮した事業を意図している。

気候変動に関する情報開示の推進

気候変動に関する情報開示については社内の体制がまだ社内で確立されていない。今後、社内で体制を整備するとともに、開示すべき内容について精査し、情報開示できる体制を推進する。

市民の気候変動への理解・行動を促す取り組み

長年地域に根差した企業として地域社会と協調した企業活動を重視してきた。今後さらに地域社会、行政と協調し、地域での気候変動対策活動への参画を通して市民啓蒙活動に協力していく。

適応対策およびレジリエンスの向上

会社設備のみならず、社員、地域社会も含めた地球温暖化対策と位置づけ、レジリエンスを高める活動を推進していく。

金融を通じた取り組み

自社のポートフォリオに気候変動の観点を取り込み、気候変動対応、脱炭素ビジネスへの対応を行う仕組みを形成しビジネスの転換を図る。